
所在地
アトリエプレックス建築研究所
〒900-0032 沖縄県那覇市松山1-18-4 2F
phone 098-867-6115 fax 098-867-8458
e-mail office@atelier-plex.com

業務の内容
□ 建築の設計
個人住宅、集合住宅、商業建築、オフィス、公共建築、リフォームなど、あらゆるタイプの建築の設計を行ないます。
□ 環境・都市への提案
都市デザイン、まちなみ、ランドスケープ等、建築単体に限らず私たちが生活している様々な環境に対して提案をしていきます。また、まちづくりや都市計画のコンサルティングなど、ソフトの面でも提案を行ないます。
□ 様々なデザイン
インテリア、家具デザイン、色彩計画、サイン計画など、様々なデザインの提案を行ないます。
業務を行なうエリアは特に限定していません。事務所は沖縄にありますが、日本全国どの地域の方でもご相談ください。

設計業務の流れ
住宅の設計を例に設計業務の流れをご説明します。
□ 相談
正式に設計の依頼をする前に、まずは気軽にご相談ください。
家を建てることはお客様にとって一生に何度も無い、とても大きなイベントです。またお客様と設計者は設計から建設時及び建設後までの長いおつきあいとなります。実務的な部分だけでなく、お互いの好みや相性等も含めて、ご相談時に理解して良きパートナーシップが作れれば、その後の長いプロセスがとても充実したものになると思います。
□ 基本計画
ここから設計作業のスタートです。
ご相談からもうワンステップ進んで、どういった建物が建つかを検討します。建物の大まかなイメージも共有します。
□ 建物を建てる敷地が既に決まっている場合
敷地に関する図面(公図、測量図等)、法的な基準(都市計画、建築基準法)、地盤の状況、引き込み設備(上下水道、電気、ガス等)等敷地に関する情報を把握した上で、現地に赴き敷地の魅力や建物を実際に建てる場合に注意する点等を調査します。
敷地の状況を把握をした後、どのような建物が建つかを大まかなイメージでご提案します。この際、お客様の中に規模や空間のイメージが既にあれば、参考の上で検討します。
□ 建物を建てる敷地が決まっていない場合
これから土地を取得することを検討されているお客様につきましては、ご相談いただければその選定についてもアドバイスいたします。敷地の条件としては以下のようなものあります。選定においてはこれらを調査、把握してアドバイスします。
□ 法的な条件
ある敷地に建つ建物の大きさは、その土地の広さはもちろんのこと、都市計画的な条件(用途地域、建ぺい率、容積率、斜線制限等)によっても制約を受けます。また、敷地が接している道路の状況も非常に重要な条件です。
□ 周辺の環境
敷地周辺の環境は、建物の配置、形状や窓を開ける位置を決めるのに非常に重要です。また、それは現時点での姿だけではなく、将来的にどのような開発があり得るかもふまえて把握する必要があります(具体例としては、近くに大きなマンションが建つ可能性がある、道路の計画がある等です)。
□ 地盤の状況
地盤が良い土地は、安心安全であるだけでなく、実際に建てる建物のコストも少なくて済みます。土地取得前にその土地の地盤データもしくはその周辺のデータを調査して、どのような状況か把握することは非常に重要です。
これらの条件によって、大きさ、形状、建設コスト等が変わってきます。100%要望にかなう土地というのはなかなか無いとは思いますが、お客様の理想とする建物を実現するために、何が有利で何が不利か、何ができて何ができないかを分かりやすくアドバイスします。
□ 基本設計
建物の基本的な内容を決めます。
間取りや空間の構成はこの段階で決めます。住まいの質の善し悪しはこれらの要素が多くを占めますので、この業務は非常に重要です。
設計を開始してから何度か打合せもお願いします。その際には、私たちから案の提示や、お客様からの条件提示などのやりとりをして、徐々に具体的な案にしていきます。案の提示の際は、図面や模型、CGなどを必要に応じて作成して、お客様とのイメージの共有を目指します。
建物の基本的な構成が決まったら基本設計図を作成し、細かい設計(実施設計)に移れる状態になったら基本設計が完了します。
□ 実施設計
施工者が工事する為の実施設計図を作成します。
基本設計が終了すると実施設計に移ります。基本設計図を元に実施設計図を作成します。工事費は実施設計図を元に施工者に見積もってもらいます。
実施設計の作業は、建築本体、造り付け家具等の詳細な図面の作成の他に、設備や照明等の機器の選定となります。この期間中に細かな部分の打合せや、具体的に使用する機器や材料の確認(サンプルやショールーム見学等)をお願いします。
実施設計が完了すると、施工者の選定と確認申請の業務を行ないます。
□ 施工者選定
工事を行なう施工者を決めるためのアドバイスをします。
通常3〜5社から見積をとります(お客様からのご推薦がある場合は、その施工者だけに見積依頼をする場合もあります)。一般的には競争させることで、適正な建設コストの把握と、競争によるコストダウンが期待できます。
見積を依頼する施工者の選定にあたっては、建設する地域を考慮しながら、建築家のネットワークを利用して、建設技術、過去の実績、得意分野、経営状態等を判断して優れた施工者を選びます。
見積には2〜3週間かかり、提出された見積を私たちが査定した上で比較します。最終的に選ぶのは、必ずしも最も金額が低い会社ではなく、その会社が施工している実際の現場を見たり、会社の熱意、担当予定の現場監督の能力なども参考にしたりして、総合的に優れた施工者を選びます。
施工者が決定したら、コストやスケジュールの最終的な調整をして、お客様と施工者の間で工事契約をしていただきます。
□ 確認申請
建物を建てる為に必要な手続きです。
実施設計が完了すると確認申請の業務を行ないます。この申請は建物を建てる時は原則として必要な手続きなので、スケジュールを立てる上でよくご理解いただきたい部分です。
申請に必要な図書(図面と書類)を、建築主の代理として設計者が作成し、確認審査機関(建設地のある地域の役所または民間の機関)に提出します。審査の上確認済証を交付されると工事が着工できます。
ご存知の方も多いかと思いますが、2007年の法改正により、確認申請の手続きが厳しくなりました。以前は現場での変更が比較的し易かったのですが、この法改正以後は現場変更が難しくなりました。そのため、実施設計でかなり内容を詰めてから確認申請を提出しないと、工事が始まってから申請を出し直すというような事態もありえるようになりました。実施設計と確認申請の業務が同時並行に行なえない分、設計期間が一月ほど余分にかかります。
また、審査にかかる期間も長くなっています。以前は法律で定める審査期間は、一般的な木造二階建ての住宅であれば7日、その他の場合は21日でしたが、法改正により、前者はそのままながら後者は35日(最大70日。詳細な構造検査が必要な場合はさらに延長。)に延びました。(実際は事前の協議や修正の期間もあるので、もっと長い期間が必要と考えられます。)スケジュールに余裕を持って計画を立てることをお勧めします。
□ 現場監理
工事をコントロールしながら、お客様の新たな要望を満たすための検討をする業務です。
現場で工事を行うのは施工者ですが、それと同じように大事なのが、現場監理です。現場監理は設計に引き続き私たちで行ないます。
現場監理の内容は、図面通りに工事が行なわれているか、適切な材料が使われているか等をチェックすること、スケジュールの把握等です。特に構造体については適切に施工されているか厳しく見ます。必要な場合は構造設計者と検査を行ないます。
ほとんどの施工者は良いものを作ろうとまじめに努力しており、ニュースで取り上げられるような悪質な業者はごく一部です。施工者選定の際に厳しくチェックしていますので、私たちと工事を行なう業者は問題ありません。ただ、図面は、見る人に寄って誤解することもありますし、施工者が普段行なっている施工方法と異なる場合には勘違いすることもあります。そういった場合には私たちが詳しい図面やスケッチ等を作成して、設計意図通りに工事が行なわれるようにアドバイスします。
チェックは厳しく行ないますが、杓子定規に行なう訳ではありません。施工者から材料や施工方法について、品質を同等以上にできる内容の提案があった場合は、お客様と相談して変更の検討をしますし、逆にお客様から変更の要望があった場合は施工者と相談して極力対応します。お客様の多くは、建物が建ち始めると新しい要望を思いつきます。厳しいチェックと柔軟な修正によって、より質の高い建物となることを目指します。
また、工事中もお客様と打合せをして、最終的に使用する材料、色、機器類を、サンプル等を利用して決定します。
建物が出来上がったら監理者による検査を行います。検査で不備が見つかれば、すぐに施工者に修正させます。その後に確認審査機関による法律で定められた竣工検査を行い、不備が無ければ検査済証を発行して完成です。
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